wordpressを運用していたら突然、管理画面が重くなりました。原因は、wp.comというドメインへのjsファイル取得がタイムアウトしていました。
wp.comというのは、wordpress.comのドメインのようです。
はじめは、wordpress.comが停止しているだけかなと思いましたが、ツイッターには障害が発生しているような記事は見当たりません。また、公式Blogにも繋がりません。
WordPress管理画面が重い
現象の詳細
Jetpackプラグインを使っていると、そのような事象が発生していることがわかりました。
Chrome上でF12
を押すと、デベロッパーツールが起動し、どんなセッションが発生しているのか確認することができました。

根本原因はipv6無効設定
自分のパソコンからでは、接続できなかったのですが、スマホからではwordpress.comに接続することができました。
スマホでは接続できたことを考えると繋げない原因は、パソコン側の設定にあるようです。
Macのネットワーク周りの確認をしてみると、IPv6P
の設定がリンクローカル
になっていることにピンときました。

職場のVPN接続で、ipv4かipv6かでVPNに接続できたり、接続できなかったりすることを経験していたからです。
この設定を自動
にすると、wordpress.comに接続することができました!

このリンクローカル
設定は、ipv6を無効にする意味で設定したものであり、以前のWiMAXのルーターで、Wifi接続が頻繁に切れたのでその対策として行っていたものでした。
ルーターをRakuten Wifi Pokectにした今は、Wifi事態の接続は問題ないので、IPv6の設定を自動にしても問題はありません。
ともかくipv6を有効にすれば、wordpress.comにつながることがわかりました。
wordpress.comはipv6専用になったのか?
wordpress.comがipv6でないと繋がらないことに関して、ネット検索してみたのですが、そのようなトラブルは見つかりませんでした。
Rakuten Wifi PokectのPDPタイプという設定項目はipv4ipv6
となっています。どちらも使えるようにしており、ipv4固定にはできません。
まだ真相はつかめていないですが、ipv6でないと駄目なことは確実のようです。RakutenのLTE網とも関係があるかもしれません。
まとめ
今回のWordPressの管理画面が重い不具合の条件をまとめます。
- Rakuten LTEでインターネット接続している。
- PCでipv6を無効化している。
このときに、wordpress.comへ接続ができなくなりました。
同様な事象が発生している方がおりましたら是非コメントをいただければと思います。
Twitterでは先走って、wordpressがダウンしているとツイートしてしまいました・・・調査不足でした。すみませんm(_ _)m
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