我が家には、3歳2か月になる長男がいます。
夫として、休日は家族ででかけお風呂入れたり掃除や風呂洗い、ゴミ捨ては自分の役割で家事分担できていたつもりでした。それでも妻がなぜか、イライラしている場面が多く、感情をぶつけてくることは少なくありませんでした。
「こっちだって仕事もして、子育てや家事をやっているのに!!」と思うことがよくありました。
ググっても納得行かないようなYahoo知恵袋しかない。イライラの原因を知って対策を打てないか?
そんな悶々としたなか本書に出会いました。
試しに読み始めたたら。なるほどそういうことかと納得できることがありました。
ちなみにKindleUnlimited(読み放題サービス)で見つけたんですが、読み放題でも、いい本はあるもんだなと感じました・・・読み放題ってどうしても型落ちなイメージが・・・^^;
これは、子育て夫婦必読の書だと思います。漫画なので30分で読み終わります!
我が家も、下手したら離婚の危機もあったかもしれません。自分の反省も含めて、この本で得た学びを記事にしたいと思いました。
妻のイライラの根本原因
はじめに結論から伝えます。
それは
「母親は、自分の産んだ子供に敵対するものには牙をむく」
ということです。
本書では、こういう事例が書かれてました。
出産後、妻には愛情ホルモンと呼ばれるものが分泌される。
そのホルモンは、産んだ子供に対して味方となる行動を取れば愛情が深まるが、敵となる行動をとると攻撃的になる。しかも、その振れ幅が天秤のように激しくなる
そして
“たとえ夫でも非協力的だと攻撃の対象になり、夫婦関係の破綻を招く”
子育て家庭の離婚件数は、0歳から2歳までの大変に時期に集中しているそうです。
自分も妻からの子育て方針について相談された時、なんの考えもなく適当に答えてしまった事がありました。そこでこいつは子育ての敵だとみなされ、イライラされてきたのでしょう・・・。
振り返ってみると今日までの子育ては、正直妻に任せっきりでした。習い事や教育方針について、夫婦で話合うことは少なかったんじゃないかと思います。
イライラしても、それを夫にぶつけるひととぶつけられない妻もいます。ぶつけられない人は、妻の母親(おばあちゃん)にぶつけているのかもしれませんね。
うちは、双方の母親がすでに他界しており、子育てを手伝ってくれる親や親戚はおりません。
なので、妻へのストレスは相当大きいものになっていたことでしょう。
相談できる先輩母がいない中では、夫の意識を変えるしかありません。
妻のイライラの対策
この問題のアクションプランも、本書では書かれてました。
「会話をするとき、夫は妻のほうを向いて育児の悩みを真剣に聞く」
まずは、長男の話を聞くときに、なにかのついでに聞いてたりすることがあったなと反省しました。
妻は、聞いてもらえるだけでリラックスでき安心感が得られるとのこと。
自分は、話を聞いて解決策を言いたいタイプですが、そこまで必要ではないようです。
ここが今回のポイントです。
妻のイライラもうひとつの原因
またイライラの原因はもう1つありました。
「男性と女性では、子供の泣き声の反応に差がある。」
母親は、我が子を守る本能が強いため、子供のアラートに対して瞬時に反応する必要があります。
しかし、父親は母親にくらべて、反応が遅く鈍いので、「なんでできないのか?信じられない」とイライラされてしまいます。
脳の違いだからしょうがないのでしょうか?
本書では、父親も積極的に子供にスキンシップをとることで、前述の愛情ホルモンがでると言ってます。
スキンシップを取れなくても、見つめ合うだけでもよいとのこと。
自分も、子供と積極的にサッカーをやるようになってからパパと呼ばることが多くなり嬉しくなりました。
妻のイライラも少しは解消できたかなと思います。
まとめ
イライラの原因は
- 父親が子育てに関わらないことに対しての敵対心
- 男性と女性の子供が発するアラートへの反応の違い
ということでした。
夫も妻の話を傾聴し、子供と積極的にスキンシップをとることが解決策として提示されてました。
本書では、なぜ子育てがここまで大変になったか?の背景も触れられています。
子供というのはそもそも、地域で育てる生き物である。ということでした。
父親と母親だけでなく、地域のおばちゃんおじちゃん、親戚やじいちゃんばあちゃんの子育て支援は必須であったという歴史背景が語られています。
どっかのYouTuberが言ってましたが、要は、「父親と母親二人で子育てするのは無理ゲー」ということです。
その前提に立てば、夫婦だけで抱え込まず、自治体の支援サービスなどや、頼れる人にはどんどん頼るようになるはずです。
我が家も、保育ママサービスやファミサポを利用させてもらいました。
今後も育児の悩みが出てくるとは思いますが、自分たちだけで抱え込まずに相談したり、さまざまなサービスを活用できればいいと思います。
参考文献
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